思考を超えて偉大な力を発動させるには

2017-04-17

黒澤全です。


4月に入ってから日本全体のエネルギーが上がって、
良い報告も増えてきました。

裏メルマガでは書いてなかったかもしれませんが、
3月後半は本当に重いエネルギーの空気だったので、
問題が起きたり不安が強くなったりした人が
多かったのではないでしょうか。


でもここでもう一回意識しておきたいのが、
《マイナスが悪くてプラスが良い》とは限らない点です。

これ↑は色んなところで書いてきたことですが、
思考の影響を強く受けると忘れがちなことですので、
復習しておきましょう!


たとえば3月は悩みが深くなった人が多かったと思いますが、
浄化の期間だったからです。

良いことばかり起きてたら成長しようと思わなくなりますからね。

大変なことが起きてこそ、
それが次の段階に進むチャンスになったりします。

逆に、4月に入ってプラスの気が強くなっていますが、
チャンスが来て油断すると、
テンションを上げすぎて一気に燃え尽きる可能性があるので
注意が必要です。

つまり、ピンチはチャンスですが、
同様に、チャンスはピンチでもあるのです。


では具体的にはどうしたらいいのか?


最初に結論から書いてしまうと、思考に頼りすぎないことが大事です。

思考はプラスとマイナスといった分離意識を生み出し、
目の前のことに気をとられる原因となります。

と言っても私たちの思考は、常に動き続けています。

思考を止めようと思っても
次から次へと何かを考えてしまいますよね。

「考えないようにしよう!」と思っても、
「考えない、考えない、考えない……」という感じで
“考えて”しまいます(笑)


そこでまず意識してもらいたいのは、《精神の静けさ》です。

テンションが上がりすぎたり下がりすぎたりしているときは、
思考がごちゃごちゃと
おしゃべりをしているときです。

静けさがないときは、意識が今この瞬間にないときです。

このとき、
意識が分散してパワーがダウンしています。


逆に、一度その思考のノイズを停止させて、
静けさを思い出せば、良い解決策は自然と見えてきます。

目に見えない偉大な力を引き出すことができるのです。


まず深呼吸をして、
思考以外のものを感じてみましょう。

それは最初不可能に思えるかもしれません。

私たちは思考に頼って生きてきたために
思考以外を感じようと思っても、
それについて「考える」習慣ができています。

ですが、思考以外に意識を向け続けてもらえば、
思考というのは全体の意識のうちの、
ほんのわずかな部分であることに
気づけるはずです。


生まれたばかりである、という”振り”をしてみてください。

何も知らなかったとしたら、
自分を自分だと認識できるでしょうか。

思考が静まったとき、どのような感覚があるでしょうか。

少しのあいだ、
今に意識をとどめてみましょう……。


静けさが戻ってきます。


静かな場所に行けば静けさを感じる助けになりますが、
必ずしも行く必要はありません。

どんなに騒がしい場所でも、精神の静けさを維持することはできます。

むしろ、騒がしい場所や忙しい日常の中でも、
精神の静けさを保っていられるかが重要です。


     *


私は数千人の相談に乗ってきた中で、
相手を見ているだけでその人の意識がどこかに行っているのか、
今に在るのかが分かるようになりました。

思考がおしゃべりをしているときは、意識が別の何かに飛んでいます。

「この人は次に何を話すんだろう」

「そういえばあの予定どうにかしなきゃ」

「その話は聞きたくないな」

といった感じで、
意識は別の空間に居るのです。


なぜ別の空間に飛んでしまうかというと、
自分が知っていることに当てはめて聞いていた方が安心できるからです。

「自分は知っている」という”偽の完全さ”を維持したいのです。

しかし、
本当に今に在るということは、
過去の知識や情報に頼らずに見たり聞いたりすることなので、

「私はすべてを知らない」

という感覚になります。

そのとき、全てが新鮮で新しいものとして感じられ、
新しいアイデアを思いついたり、次の段階に進んだりできるように
なります。


私も講座やセミナーで話すとき、
何度も参加した方がその場に居たとしても、
全員と「初めて会った感覚」で話しています。

今の私たちと、1秒前の私たちでは、大きく違います。

常に変化し続けているのです。

そのため、毎秒毎秒、思考という妄想から目を覚まして、
「今」という現実に意識を向けるようにしなければ、
目の前のことにただ反応するだけになってしまいます。


今に意識を向けて思考を静かにするというのは、
ぼーっとするということではありません。

むしろ、毎秒毎秒現れる新しい現実を新しく観るということです。

今までと同じように反応することなく、
新しい状況で新しい対応をするというイメージです。

すると、昨日と違うことを言う必要が出て来たり、
一貫性を保てなくなったりしますが、
そのときが試されているときなんですね。


変化したくないとしたら、それはなぜでしょうか?

何を守ろうとしているのでしょうか?

どのような自分の完全さ(特別さ)を保とうとしているのでしょうか?

少し止まって考えてみましょう。


     *


……私たちは何かにしがみつくことで、思考の檻に閉じ込められています。

まるで大荒れの海に放り投げられて
しがみつく「何か」を必死に探している
状態のようです。

その「何か」とはたいがい、教え(教義)だったり信念だったりします。


どの教えや信念にもしがみつかずに、
完全に今にニュートラルで居られるでしょうか?

ときどき「私は宗教やスピリチュアルは信じません!」という人がいて、
私はそれも本当にアリな考え方だと思いますが、
その人は「信じない教」になっていることに気づく必要はあると思います。


つまり、何も信じないことを信じているという点で、
1つの信念に固定しているということです。

「何も信じない」という信念にしがみついていた方が安心なのです。

しかし、そうしてしがみついている間は
新しい可能性が入ってくるのを
自ら排除していることになっていることが多いです。

新しい可能性の中には、具体的なもの、たとえば、

・お金

・理想のパートナー

・豊かな生活

といったことも含まれています。


何かの信念(自分にとっての幸せ)にしがみつくことによって、
「本当の幸せ」を自ら受け取っていない場合があるのです。

だから「手放しましょう」という話が出てくるのですね。

しがみついているものを全て捨てたとき(それは死に近いものなのですが)、
それ以上に失う恐怖がないので、
思考の檻から解放されます。

それが悟りと言われたり、覚醒と言われたりすることもあります。


焦って何かにしがみつかなくても大丈夫です。

実は私たちは、本質的な智慧について、もともと全て知っています。

その事実を忘れているか、
気づくのに時間がかかっているだけです。

講座の参加者さんにも、
新しい情報をとりすぎないように
してもらっています。

新しい情報をとればとるほど「自分は知っている」という思いが強くなり、
信念の檻の中に閉じ込められてしまうからです。


     *


しかし私たちは、その檻の中で安住していたい生き物です。

檻の外に出たら
「何かよくわからないものの」中で
生きなくてはならなくなるからです。

よくわからないものの前で、自分はあまりにも無力です。

ですが、その「よくわからないもの」こそが、
偉大な力なのですね。

宇宙や大海原や天をイメージしてみてください。

大きなものほどエネルギーもありますが、
同時に「畏れ」も感じます。


その大きな力を使うための、簡単な方法がありますので、
今日はその方法をお伝えします。

……

それは、

《すべてを深刻に考えないこと》

です。

「え?」と思うかもしれませんが、もう少々お付き合いください。

これは楽観的に生きるということではありません。

今に正直に、かつ、丁寧に生きていれば自然とうまくいくので
いろいろと深刻に悩む必要はないですよ、
というだけでのことです。


……以下のことは問題発言となるかもしれませんが、

真に深刻なことが、この世界にあるでしょうか?


「自分にとっては深刻な悩みがあります!」

というのも本当に分かりますし、
正直、私も悩むことがありますが、
100歳(まで仮に生きるとして)になったときに
今の深刻な悩みについてどう思うでしょうか。

100歳になった未来の自分をイメージしてみてください。

たぶん、100歳の自分にとって、今の深刻な悩みは、

「あんな悩みもあったなぁ……」

くらいの些細なことになっているかもしれませんし、
忘れているかもしれません(笑)


では、もっと深刻に”見える”世界の問題についてはどうでしょう。

「こうなったら人間が滅びるじゃないか!」という意見があったとしても、
そうなって困るのは人間だけかもしれません。

これは別に人間が消えればいいという話ではなく
(むしろ私は人間は居た方が良いと思っています)、
意識の話です。


実は、何ひとつ深刻に悩む必要はないのです。

もちろん改善した方が良いことは個人にも世界にも沢山ありますが、
深刻に悩んだところで余計に
深刻さを世の中にばらまくことになります。


以前の私も深刻に悩んでいました。

でもいま考えてみると、ただ「悩みたい」だけだったのです。

さらけ出してしまうと、悩んでいる自分に酔って、
自分はスペシャルな人間であるということを
間接的なかたちで周囲に表現していたかっただけなんですね。

でも本当の自分を見れば、ダメダメなわけです。


そのダメダメを受け入れたくなかったので、
深刻に悩んでいたのです。

ここは重要です。

今だからこそ分かるのですが、
実は口で「自分はダメです…..」と言っている状態ほど、
そのダメさを受け入れてないということです。

この場合、ダメな自分で居るために、
深刻な悩みを余計に多く作ってしまいます。


私たちの思考は、すぐに深刻さを生み出します。

本当に些細な失敗や問題といった、
小さなネガティブエナジーを受けただけで、
それを増幅して新たな観念の檻を作り出してしまうのです。


     *


まず、《すべてを深刻に考えないこと》!

これを紙に書いて壁に貼ったり
トイレに貼ったりすると良いと思います。

(家族に怪しいと思われるかもしれませんが。笑)


深刻に考えないようになれば、

「深刻なことは無くて、深刻に考えている思考があるだけ」

という事実に気づき、
物事を「感じられる」ようになっていきます。

すると、直感が冴え、
良いアイデアが次々と出てきて、なぜか運が良くなって……

という具合に、

「よくわからない何かの力」

に応援されるようになります。


《すべてを深刻に考えないこと》というのは非常にシンプルですが、
人生を大きく変えるだけの力があります。

しかしこれを新たな「教え」として受け取ったら
何も変わらないばかりか
新たな観念を作るだけです。

《すべてを深刻に考えないこと》を「知る」のではなく、
この言葉が持っているエネルギー(背景)を「感じ」て、
“実際に”やってみてください。


「この悩みや不安について、深刻に考えないことが出来るだろうか?」


この考え方は最初、不可能に思えたり、
何かにバカにされている気分になったりするかもしれません。

しかし、少しオープンになって、

「もしも、深刻に考えないことが赦されるのだとしたら」

と考えたら、
新たな世界が見えてくるかもしれません……。

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