前提に気づいたとき、既知から未知へと進む

2017-06-02

「何を」考えているかについては詳しいけど、
「何が」考えているかについては詳しくない。

「何を」感じているかについては詳しいけど、
「何が」感じているかについては詳しくない。

「何を」話しているかについては詳しいけど、
「何が」話しているかについては詳しくない。

「何を」聞いているかについては詳しいけど、
「何が」聞いているかについては詳しくない。

「何を」しているかについては詳しいけど、
「何が」しているかについては詳しくない。




「不安に負けてしまう」

と感じるときがあるかもしれません。


こんなとき、どうしたらいいでしょう?


精神世界や心理学の先生に相談したら、
色々な答えが返ってくると思います。


「不安なんて存在しないんだよ」

「不安に負けない精神を作りましょう」

「不安に思うから、不安を引き寄せるのです」

「不安な気持ちも役立つときがありますよ」

「不安になっても意味がありません」

「不安と安心はセットでやってくるのです」



こうした言葉で落ち着くことがあるかもしれませんし、
どれも

「納得いかない」

と感じることもあるかもしれません。

そんなときは、まず、

「あ、納得したかったんだな!」

と気づいてみてはいかがでしょう、と
私は思います。


「自分がなにをしたいか」を考えると、気づきがあります。


たとえば、

「どうして不安になるんだろう」

と悩むよりも、

「どうして不安でいたいんだろう」

と考えてみた方がいいかもしれません。


なぜなら、

「どうして不安になるんだろう」

と思うとき、
不安の原因がドコカにあると思っていますが、

「どうして不安でいたいんだろう」

と思うと、
不安の原因がココにあることに気づき始めるからです。


ドコカに原因あると思っている状態で誰かにアドバイスを求めても、
返ってくる答えに納得する可能性は低いです。

答えは今ココ、心の内側にあるからです。


そのため、相談に乗ってくれる先生は、おそらく、
原因をあなたに戻そうとします。

しかし、先生が

「あなたが原因なんですよ!」

とダイレクトに伝えると、
信頼関係が崩れたりと、色々な問題が起こります。


そこで先生はふつう、別の方法を使ってがんばります。

間接的に、原因をココに戻すわけです。


たとえば私であれば、

「不安になるんですが、どうしたらいいですかね?」

という相談をうけたら、
問いそのものには、答えないと思います。

「不安にならない方法」を伝えるのではなく、
「不安になってしまう」という”前提”を見るわけです。



「不安になるんですが……」と言う人には、
不安になったらまずい、という前提があります。

ということは、

「不安になってもいいんだ」

と思ってもらうことで、
少なくとも”不安になる不安”は消えるはずです。


“前提”に気づいてもらう。


……

前提。

これ大事ですね。


どんな前提を持っているでしょう?




「どうやったら怒らないで済むだろう」
という問いには、
怒ってしまう前提があるかもしれない。

「どうやったらお金持ちになれるだろう」
という問いには、
今はお金がないという前提があるかもしれない。

「どうやったら自信が持てるだろう」
という問いには
自信がないという前提があるかもしれない。


この前提は、本当に事実だろうか。





僕らはドコカにあることは考え慣れてるのに、
ココにあることは気づき慣れてないのかもしれません。




子供の頃に遊んだ秘密基地には未知があった。

大人になると秘密既知になった。

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