落ち込みから抜け出すために抜け出さない方法

こんにちは、黒澤全です。

裏メルマガより文章が短くなると思いますが、
ブログ限定の記事も書いていきますので、
ときどきチェックしてもらえると嬉しいです。


今回は落ち込みから抜け出す方法について。


まず、この話をするときにいつも思うのが、
「落ち込んでもいいじゃないか」という話です。

もちろん、
「落ち込んでください!」
みたいな話ではありません。

落ち込むことについて考えて、
もっと落ち込まなくてもいいんじゃないかと。

そういう話です。


雨の日があって晴れの日があるように、
落ち込むときもあれば落ち込まないときもあります。


……ですが、
これで話を終えてしまったら
つまらないと思いますので、
もう少し考えてみましょう。


こういう私も、数年前まで落ち込むのが得意技でした。

でもそのときから講師業をやっていたので、
表面上は落ち込んで見えないようにスバラシイ自分を演じていました。
(これが悪化の原因だったのですが)

特に「落ち込む期」みたいなのが時々やってきて、
その期間は大変です。

ソファーでまるまって、1日中なにもしない日もありました。

あとから考えてみると、
「何であんなに落ち込んでたんだろう?」と思うのですが、
落ち込んでるその瞬間って本当に辛いですよね。


今になって分かったのが、
ほとんどの「落ち込む期」は何かのチャージ期間だということです。

慢性的に(たとえば3ヶ月以上落ち込んでる)のは本当にまずいと思いますが、
1週間くらいの落ち込む期は邪気をデトックスして、
そのあとの成長や成功への飛躍に備えている可能性があります。

年中とおして時々やってくる冬眠みたいなものですね。

なので全ての落ち込みが
絶対に悪いわけでもありません。


ただし、落ち込む自分を見て更に落ち込む癖がついてると、
落ち込みが慢性化するかもしれず、これは対策しておいた方がいいです。

今からちょっと恥ずかしいことを発表するのですが、
小学生の頃の私は、
悲しくなると洗面台の鏡の前に立ち、
悲しそうな自分を見て、
もっと悲しくなって号泣していました(笑)

我ながら落ち込みのプロだったと思います。


さすがにここまで露骨に自ら落ち込む人はいないと思いますが、
落ち込みを悪化させていないか、チェックしてみてください。

意外に思われるかもしれませんが、

「落ち込んだらまずい!」

と強く思っている人ほど
落ち込む自分を責めてしまうために、
落ち込みを悪化させていく傾向にあります。

(長男・長女の人に多いです。)

こうなると、

落ち込む → 落ち込んだ自分を責める → さらに落ち込む → さらに責める → …

という、よろしくないコンボ技が発動して
精神ダメージを受けます。


ではどうすればいいかというと、
落ち込みに逆らわずに
落ち込む自分を受け入れてあげることです。

よく「受け入れましょう」って聞くと思いますが、
これがイメージできない場合はまず

「放置する」

を意識すると良いです。

逆らわずに、そのままにしてみる。

落ち込んでる状態に浸らずに、かつ、
落ち込んでる状態を責めない。


落ち込みに逆らわない方法は沢山あります。

たとえば「落ち込むことのメリットを探してみる」というのは、
よくある方法ですが、非常に効果があります。

……落ち込むことのメリット、どんなことがあるでしょうか?

すぐには見つからないと思いますが、
じっくり考えてみると隠れたメリットが
見つかり始めます。

たとえば、

・ラクできる。
・誰かに気にしてもらえる。
・反省の機会になる。
など

実は落ち込むことによって受け取っていた何かがあることに、
気づけるかもしれません。


しかし、ここまで書いてきたのは
落ち込みを悪化させるのを防ぐ方法であって、
落ち込みから一気に抜け出す方法ではありません。

ここからいよいよ本題の
落ち込みから抜け出す方法なのですが、言葉にするとシンプルで、

《落ち込みに”気づく”だけ》

です。


何も考えず反応的に落ち込むと、
落ち込みから抜け出せなくなります。

落ち込んでいる時は、次から次へと変な妄想をするからです。

そのため、
落ち込みから抜け出すのに一番良い方法は、
自分が落ち込んでいるのに全力で「気づく」ことなのです。

落ち込みから逃げたり、落ち込みと戦ったりするのではなく、
落ち込んでる自分を冷静に眺めてみましょう。


「うん、落ち込んでるな!」と
開き直るだけなのですが、
意外とそれだけで改善に向かいます。

この方法で私や講座の参加者は
落ち込み状態からすぐに抜け出せるようになりました。


私はあるとき、落ち込む、といっても、
それは微妙な感情であることに気づきました。

その感情を観察してみると、最初は
怒りや悲しみや不安や期待など色々な感情が
混ざっているように感じるのですが、
だんだん名前の無い1つの感情であることに気づきます。

それは、

どんな色なのか。

どんな香りなのか。

どんな味なのか。

感情に浸らずに、感じきる。


すると、
最初は真っ暗闇の中にいるようなのですが、
静かに観察していると僅かに光が見えてきます。

上の方に「落ち込みを受け入れましょう」と書きましたが、
本当は最初から落ち込むことが許されていたことに気づきます。


ほんと不思議な感覚です。


勉強している人ほど「自分は落ち込まない」と期待しがちですが、
それが新たな信念というか条件付けとなって、
「本当はしっかり落ち込んでいる自分」を責める材料に
なっているかもしれません。

どんなに成長しても
「落ち込み」そのものは消えませんが、
落ち込みに対するイメージはあたたかいものになります。


次に落ち込んだときは、
落ち込みの美しさにただ気づいてみてください。

落ち込んでいるときにしか見えないことがあり、
落ち込んでいるときにしか心に響かない曲があり、
落ち込んでいるときにしか気づかない景色があります。

それに気づいたとき、落ち込みは、
「落ち込み」というイメージから解放されます。

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