11:魂の衝動のままに

 2016年。年明けに東京でその2人目のメンターに会いました。1年前にオンライン講座を受けた時には、まさか現実で会えるなんて思ってもいませんでした。メンターからエネルギーを受けて、私自身ももっと大きく成長しなければと決意を新たにしました。

 お金の使い道についてお話ししますと、あまり自分のことには使わないようになりました。私は今、車もテレビも冷蔵庫も持っていませんし、本当に小さいアパートに住んでいて、普通の生活をしています。不思議なことに、今よりもお金がなかった会社員時代のほうが無駄に色々と買って、物をたくさん持っていました。今思うと、そんなに必要なかったのです。自分が裕福になろうとか、認められたい、何か欲しいというものはほとんどありません。元から物欲のない子どもでしたが、色々と外からの影響を受けて欲しくなってしまったのが、本来の状態に戻ったような気がしています。

 私がどこでお金を使うかというと、今は世の中のためにと考えています。何かというと、今あなたに情報をお伝えしているように、出会う機会を作るためにお金を使いたいと考えています。セミナーや情報発信を通じて、自由な人を増やしたい。私が遠回りして苦労したことに、多くの人にもっと早く気づいてもらいたい。他には、みんなが集まれるようなスペースを建てたいとも思っています。

 2017年になると私はメンターの講座を卒業しました。そのメンターに予言されていたとおり、今はマーケティングやビジネスを教えることはほぼなくなり、精神世界を中心に伝えるようになりました。周りからはまったく別のことを始めたように見えたかもしれませんが、すべてが『見えない世界を扱って、魂が震えるレベルの感動を与える』という使命によって繋がったのです。

 マジックもバーテンダーの技術も、落ち込んだときに熱中したアニメも、精神世界も、そしてネットビジネスの経験も、すべてのことが知恵を世の中に広めるために役立ちました。そうか、このためにすべてをやっていたのか!と気づいたときは胸が熱くなり鳥肌が立ちました。

 自分のことで悩むことは無くなったので、今後はあたたかい精神の人を世の中に増やしていきたいと考えています。私たち人間は技術の革新を起こしてきましたが、その大きな力を扱う人間自身が進化しなければ、この世界は崩壊していくだろう、と思ったのです。私は「精神性の革新(スピリチュアル・イノベーション)」が必要であると思っています。

 もちろん私は自分が世界を救えるとまでは思っていません。私ひとりの力だけではどうにもできない、というのは今まで学んできたことでもあります。しかし、個人の精神性が上がれば、その周りの家族が笑顔になるかもしれませんし、その家族が笑顔になれば、会社の笑顔が増えるかもしれませんし、会社に笑顔が増えれば、社会に笑顔が増えていくかもしれません。周りの人に与えた良い影響は、さらにその人の家族や色々な人に波及し、最後は世界に一体感をもたらし、平和に近づいていくであろうと感じています。